たぐらかす。

たぐる、ちらかす、はぐらかす。

2017-01-01から1年間の記事一覧

花粉

節分の前に豆を撒いて騒ぐのは、春が来ればまたふわふわと花粉が降り出して、黄色く黄色くみっちりと積もってものにまとわりついていくから。回るものが回らなくなる。壁も屋根も道も黄色く分厚くなる。 騒いで、籠る春に備える。

鬼の居る間に

大きめの銭湯的なところだと髪の面倒見てくれる人がいて 風呂上がりにもたついてはことごとく捕まる依頼人(各地で)

一月ごたごた

お嬢様と呼ばれている人がいたり お嬢様を運ぶ仕事がやたら回ってくる同僚がいたりする。 (かくして上客付きとか藤棚とかいうあだ名をつけられる)

布団の中に夢がいる

「だって君いないんだもの、寒いのに」 「椅子に詰め合わせになるこたないと思いますよ」 「うん」 「うん、って」 「だから。八つ当たりだから」 「やつあたり」 「ゆめが……目が、覚めて寒かったから! ……だからぁ……だから」 上掛けからはみ出したやぶにら…

七草の花言葉やなにかを

同僚たち乾杯の図

年明けはお休みです

元日は休みだ。ならば仕事着を着ることはないのだ。 休みに外へ出ればおでかけだ。 そうして元日は一日しかない。

細い小さな鎖

「本当は君の方が似合うと思うんだけど」 「これ、女物でしょう」 「ほら、似合う。ふふ」 「まさか僕がするんですかこれ?」 「んぅん? 折角自分で買ったんだから頑張って着けるよ? 着けてるの見たかっただけ」 (頑張ってなのか) 「君こういうの似合う…

(赤い衣の炭酸飲料)

(↓3年前のロンスカサンタ)

冬のすこやか

こんな夢を見た。 ------ 余談というかなんというか

寒がるひとびと

「人混んでますねー」「ん、おつかれ」「いえいえ。あ、先輩、今お仲間っぽい方を見かけたんですよ、お会いしたことのない」「さっき詰所にいたのと違うの」「いぃえぇ、女性連れの……あっいた」「あーあれ……、肩車じゃん」「ああ、あの人が。どうトーテムポ…

ふみくらふみくら

まつれ! ハロウィン(もしくははたらくまねについて)

「どうでしたか」と問われて「……役に立ててたのかわからない」と眉が下がる。

熱のあるあいだは(熱が下がっても)

「もう長袖を着ればいいと思いますよ」「苦手なんだよう」「マフラーとか」「無理」「あの腕につけるやつ(←アームウォーマー)出しましょうか?」「冬にする」 *1 *1:疲れがたまっていたせいで、38.2℃の熱が出て、ぼーっとしながら、だるそうな様子で病院に…

九月のあれこれ

※これ書き込んである文字間違えてまして「9月29日は来る福(クルフク)招き猫の日」とのことです。日本招猫倶楽部のツイッターより

服は服屋(借りたり買ったり預けたり)

ふれあいねこチャンス

追記:今回試しにフォトライフのパンくず記法で画像貼り付けたので画像がフォトライフへのリンクになってるんですが、フォトライフのTrackbackの下にはやっぱりはてなブログへのリンク出ないのね。(ダイアリーだと出る。)うーんちょっと残念。

運び屋と荷物

ねえ。 私は、君の、何だい? 何って。依頼人ですよ、僕の。 そだね。 なら、よかった。 おまけ BGM綴り間違えてる BGM// SLAPP HAPPY / Scarred for Life スラップ・ハッピーはこの二月下旬に16年ぶりの来日を果たしまして、ライブ行って参りました。ピー…

(なつのいろいろ)

ちょっと大きい風呂屋に行くと、出張髪切りがいる。「なんかまた切られちゃったんだけど、どう変わったかもうわかんない」 ひとりごとのような声につられて、しげしげと見れば短くなったということはわかる。変わり映えは、しない。 「……とりあえずその美容…

たよる

かつて。 おまじないのような化粧水が薬のように効いて人々は喜んだ。 薬のように副作用が浮かび上がって人々は首を傾げた。 薬が毒としかいいようのない力で肉体を打ちのめして、人々は首を傾げる間もなく減った。

うろうろ / 水の中にいる

そのころのみずぎ ↑このあとFlashのクラッシュに悩まされる。今後Flashおえかき機能界隈はどうなるのであろうか(ふあん) ビキニ反対派のつもりでいるのに勢い余って描いたもの

夏は褒める(かなうならばつねに)

おまけ 去年 今年 去年の七夕こちらにまとめてなかったか。 (とうとうまとめが季節半周遅れててかなしみ)

ひろいところに