たぐらかす。

たぐる、ちらかす、はぐらかす。

運び屋と荷物

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ねえ。

私は、君の、何だい?


何って。依頼人ですよ、僕の。

 


そだね。 なら、よかった。

 

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おまけ BGM綴り間違えてる

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BGM// SLAPP HAPPY / Scarred for Life

スラップ・ハッピーはこの二月下旬に16年ぶりの来日を果たしまして、ライブ行って参りました。ピーター・ブレグヴァドとアンソニー・ムーアのギターからキィボードからもうずっと好きな音が流れてくるのをはどうしてなんだろう、年の功だろうか、て不思議でした。ダグマー・クラウゼの歌声の唯一無二さ。三人の立ち居振る舞いがとても素敵。ほんと不思議だよ、どうしてあんなに好きだという気持ちにしかならないのか。

 

(なつのいろいろ)

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 ちょっと大きい風呂屋に行くと、出張髪切りがいる。
「なんかまた切られちゃったんだけど、どう変わったかもうわかんない」

ひとりごとのような声につられて、しげしげと見れば短くなったということはわかる。変わり映えは、しない。

「……とりあえずその美容師に同情しておきます」
「わたしどうして風呂上がりにいっつもつかまるんだろ」
「あの人達はそれが仕事ですからね」
「君つかまったことある?」
「頼むのは自分からですねえ」
「最近切ってなくない?」
「今刈ってきてもらったんですが」
「えっあっほんとだ後ろが短い、前髪は?」
「あー…もしかしたら後ろだけだったかもですね」

「ん? なんで? 伸ばすの?」
「いや、まあたまたま」

 申し訳ないがもうこれ以上時間を掛けたくない、しびれを切らして言ってしまった。無礼な客もいたものだ。それが自分とは。丁寧な髪切りだった。じゃあこのまま整えますよ、と何事もないかのように鋏を動かしていた。前髪はすぐ重くなる。そうしたらまた髪を切るために時間を分けなければいけないのに。落ち着かない。ずっと落ち着かない。

うろうろ / 水の中にいる

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そのころのみずぎ

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↑このあとFlashのクラッシュに悩まされる。今後Flashおえかき機能界隈はどうなるのであろうか(ふあん)

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ビキニ反対派のつもりでいるのに勢い余って描いたもの

合流

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「こういうの頼むのめずらしいねえ」

 覗き込まれたガラスポットの中で明るい緑が揺らめいている。返事をせずにカップへ注ぐ。つい言葉につられて頼んでしまった。湯気を吸い込みながら口をつける。メニューに書かれていた名を頭の中で唱えながら。リラックス。リラックスハーブティー。本当に?

 リラックスできない原因が、こちらの挙動を眺めている。三口飲んでカップを置いた。

「いい匂いする?」

「え? ああ、まあ」

「ふーん。……ちょっといい?」

 返事を待たずにするりと伸びてきた両手がカップを持ち去る。きらきらと、閃く水面がその掌を照らす。

「ああ。いい匂い」

 細めた眼と頬笑みがそのままカップに近づいて、僕は小さく声を上げたのかも知れない。

「あ、ごめん、飲んじゃだめだった? おいしいねこれ」

「いえ。いいです。あげます」

 

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