「もう長袖を着ればいいと思いますよ」「苦手なんだよう」
「マフラーとか」「無理」
「あの腕につけるやつ(←アームウォーマー)出しましょうか?」「冬にする」
*1:疲れがたまっていたせいで、38.2℃の熱が出て、ぼーっとしながら、だるそうな様子で病院に強制連行される被依頼人くれるって言ったじゃないか
https://shindanmaker.com/492871 という診断メーカーの結果が出たので
「もう長袖を着ればいいと思いますよ」「苦手なんだよう」
「マフラーとか」「無理」
「あの腕につけるやつ(←アームウォーマー)出しましょうか?」「冬にする」
*1:疲れがたまっていたせいで、38.2℃の熱が出て、ぼーっとしながら、だるそうな様子で病院に強制連行される被依頼人くれるって言ったじゃないか
https://shindanmaker.com/492871 という診断メーカーの結果が出たので
ねえ。
私は、君の、何だい?
何って。依頼人ですよ、僕の。
そだね。 なら、よかった。
おまけ BGM綴り間違えてる
BGM// SLAPP HAPPY / Scarred for Life
スラップ・ハッピーはこの二月下旬に16年ぶりの来日を果たしまして、ライブ行って参りました。ピーター・ブレグヴァドとアンソニー・ムーアのギターからキィボードからもうずっと好きな音が流れてくるのをはどうしてなんだろう、年の功だろうか、て不思議でした。ダグマー・クラウゼの歌声の唯一無二さ。三人の立ち居振る舞いがとても素敵。ほんと不思議だよ、どうしてあんなに好きだという気持ちにしかならないのか。
ちょっと大きい風呂屋に行くと、出張髪切りがいる。
「なんかまた切られちゃったんだけど、どう変わったかもうわかんない」
ひとりごとのような声につられて、しげしげと見れば短くなったということはわかる。変わり映えは、しない。
「……とりあえずその美容師に同情しておきます」
「わたしどうして風呂上がりにいっつもつかまるんだろ」
「あの人達はそれが仕事ですからね」
「君つかまったことある?」
「頼むのは自分からですねえ」
「最近切ってなくない?」
「今刈ってきてもらったんですが」
「えっあっほんとだ後ろが短い、前髪は?」
「あー…もしかしたら後ろだけだったかもですね」
「ん? なんで? 伸ばすの?」
「いや、まあたまたま」
申し訳ないがもうこれ以上時間を掛けたくない、しびれを切らして言ってしまった。無礼な客もいたものだ。それが自分とは。丁寧な髪切りだった。じゃあこのまま整えますよ、と何事もないかのように鋏を動かしていた。前髪はすぐ重くなる。そうしたらまた髪を切るために時間を分けなければいけないのに。落ち着かない。ずっと落ち着かない。